親子で伊勢形紙にチャレンジ!(2日目)
11月17日(日)に、かつしかの伝統工芸「親子で伊勢形紙にチャレンジ」(全2回)の2回目が開催されました。
今回は、前回彫った型紙をつかい、布バッグや手ぬぐいに布用の絵の具で色を付ける作業を行いました!
ハケを使って、それぞれ自分が好きな色を塗っていきます。
色は専用の絵具を使いますが、ハケにつけてそのまま塗るとにじんでしまうので、手ぬぐいで少し絵具を落としてから付けていきました。
型紙を布地に貼って、切り取られた部分の中を塗っていくので、型紙がズレないように、講師やスタッフの方がテープで留めてくれました。
それでも慣れない作業なので、小さなお子さんは大変そうでしたが、皆さん最後までご自身の作品を完成させることができました!
型紙をはがすまで、実際にどんな風に色が付いているのかわからないので、とってもワクワクします。
みなさん集中して、一生懸命色付けをしているので、写真を撮るのもちょっと緊張しました!
色付けが終わったバッグと手ぬぐいは、乾燥するまで並べて干しました。
こうしてみると、皆さんそれぞれの個性がでていてステキですね!
中には家族の似顔絵を描いていたお子さんもいて、とてもほほえましい光景でした。
今回の講座で印象的だったのは、参加者皆さんが本当に楽しそうに体験をされていたことです。
また、伝統工芸としての伊勢形紙をお子さんでも親しみやすいように、流行りのキャラクターやかわいらしいイラストの型紙を用意したり、難しい部分も一人ひとり丁寧に教えてくださった講師の松井さんとスタッフの方の配慮も素晴らしかったです。
大人の参加者の方の中には、「伊勢形紙」そのものにとても興味がわいた、という方もいらっしゃいました。
これをきっかけに、もっとたくさんの伝統工芸に関心を持っていただけるととても嬉しいです!
ここで、アンケートの中から、参加された方からのお声をご紹介します。
(お子様)
・色をぬるところがおもしろかったです。
・絵をとんとんするときにわくわくした。
・細かいもようでも、ぬるのは簡単でびっくりしました。たくさんの型があり、たくさんのもようがえがけました。
(保護者)
・この機会がなければ一生やる事がなかったと思います。親子で貴重な体験をさせていただきました。先生、スタッフの方皆様やさしく、参加しやすかったです、ありがとうございました。
・日本の伝統、区の産業とそれを実際に体験できるという全ての面でよかったです。ビジネスをやっている側としては、このような商品や体験がもう少しコラボできるかもと思えるところも興味深かったです。
・初めての体験でしたが、親切丁寧に教えていただき、楽しむことができました。
最後に、今回の講座の開催にたくさんのご協力をいただいた、講師の松井さんとスタッフの皆様、そして講座に参加してくださった皆様に改めて感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました!
文:濱田