かつしかの伝統工芸「手描き友禅 オリジナルハンカチづくり」2日目
7月6日(土)は、かつしかの伝統工芸「手描き友禅 オリジナルハンカチづくり」講座(全3回)の2日目でした。
(1日目の様子は下のリンクからどうぞ)
今回は、先生に描いていただいた絵柄に色を挿す工程を体験しました。ここが手描き友禅のメインです!
今回の絵柄は花菖蒲。花菖蒲は、葛飾区の花でもあります。
色挿しの作業はとても繊細で、前回とは打って変わって、皆さんとても集中されていて静かな2時間でした。
作業中は、布の裏側に竹のようなものを交差して取り付けて、それを画板のように持ちながら描いていきます。本来は、その下から火を焚いて、乾燥させながら描いていくそうです。描き姿が職人らしくてかっこいいですね!
皆さん初めての作業で、色の調整やにじまないようになど苦労されていましたが、困ったら先生が個別に教えてくれます。
同じ絵柄のはずなのに、色が入ると急に個性が出ますね。葉の緑ひとつとっても、こんなに違いが出るのかとびっくりしました。緑の濃い薄い、黄色っぽい方、それから黒の方も。どれも素敵です。
次回はいよいよ最終日。蒸しの工程を体験します。次回も楽しみですね。
(文 森川)