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遊びのパートナー講座「まちであそぶ ―心の体力をつけよう―」

 葛飾区内で活動する団体「あそぼ★かつしか」との共催で、遊びのパートナー講座(全3回)を開催しました。その様子をご紹介します。

遊びのパートナー講座の講師を務めてくださった北島尚志先生

1 ワークショップ

 初日は遊びのパートナー講座参加者の大人たちで、いろいろなミニゲームをしました。ペアを作って互いの「違うところ」を探してみたり、指定された単語を、グループで協力して全身を使って表現したり…。
 童心に帰ってあそびを実践し、次回の「忍者修行」の準備はバッチリです。

2 忍者修行

 忍者修行当日。朝は雨が降っていましたがだんだん小やみになり、参加する小学生の皆さんも続々と集まってきました。

 子ども忍者が待っていると、大人の忍者たちがさっそうと登場。楽しいパフォーマンスを見せたあと、忍者のおきてを子ども忍者に伝えます。おきてを学んだ忍者たちは、大人忍者の掛け声に合わせて姿を隠したり、ある生き物に変身したり…。すでに見事な忍者ぶりです!

 そしてどこからともなく現れた忍者のお頭から指令を受け、忍者修行がいよいよスタート。
 雨がやんだ亀有のまちに繰り出します。

 お頭から受け取った指令書をたよりに、商店街を歩き回る忍者たち。(忍者修行の内容はヒミツです!)
 修行を完遂するべく、商店街のお店の方にヒントをもらったり、脇道に入ってみたり……。子ども忍者たちの発想力あふれるアイディアに、大人の忍者が驚かされることもしばしばでした。

 最後は子どもチームと大人チームに分かれてチャンバラ修行。熱い戦いが繰り広げられた末、子どもチームが勝利を収めました! 

3 まとめの会

 遊びのパートナー講座の最終日。今度は忍者修行に参加した大人たちで、振り返りと宝探しなどのミニゲームの実践を行いました。

 ジェスチャーで示したり、折り紙やレジ袋、トランプ、新聞紙を使って表現したり、さまざまな方法で宝物のありかを伝えるのが、今回の宝探しのポイントです。限られた手段の中で趣向を凝らして伝えようとする中で、大人の立場や役割にとらわれず、のびのびとあそびを楽しめました!

トランプや新聞紙で作った暗号

4 受講生の感想

 子どもたちと一緒にあそぶうえでの心構えを、たくさんのあそびの実践を通して身につけられましたね。
 受講後のアンケートから、受講生の感想をご紹介します。

  • 子どもとの忍者体験、地域とのかかわりの大切さ、子供たちから気づかされる事もたくさんあり楽しい時間でした。先生のお話、とても良かったです。

  • 自分が体験することで、講座(講義)の内容があざやかになるような…より自分ごととしてとらえることができました。まさに体験すること、関わりの中で感じることによるものなんだろうと思います。

  • とても楽しい講座でした!子どもたちとも一緒にあそび、自分の頭や心がかたくなっているなと感じました。また参加したいです。

 最後になりますが、北島先生、忍者修行にご協力いただいた亀有ゆうろーどの皆様、参加者の皆さんにあらためてお礼申し上げます。ありがとうございました!

5 申し込み受付中の講演会をご紹介します!

 現在、テレビでもご活躍中の大豆生田啓友さんによる、かつしか区民大学特別講演会「こどもまんなか社会時代の子育て・あそび」の申し込みを受け付けています。 今の時代の子育てに大切なこと、子どもにとってのあそびの意味などを学べる講演会です! 詳しくはこちら

 受講希望の方は、リンク先の募集ページをご確認のうえ、お申し込みください!

(文:福山)


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