共栄大学春の公開講座「乳幼児期の音楽教育」「サクセスフルエイジング」
学校法人共栄学園と共催で、かつしか区民大学「共栄大学春の公開講座」を6月25日(土)、7月9日(土)に開催しました。その様子をご紹介します!
6月25日「乳幼児期の音楽教育について考える~子どもと一緒に音や楽器で遊ぶためのヒント~」
「音楽教育」というと、私たちは歌ったり楽器を演奏したりすることを思い浮かべると思いますが、子どもは大人が気が付かないようないろいろな音を探し、見つけ、この世界には様々な音の可能性があることを教えてくれるそうです。
身近な環境を探索するこうした経験は、発達にとって重要であることが実証されているそうですが、音楽教育的にはどのような意味を持つのか、講師の伊原小百合先生(共栄大学教育学部専任講師)が、講義をしてくださいました。
実際の楽器を用いられた説明はとても分かりやすく、受講者の皆さまからも「楽器のことを沢山知りたくなりました」「身近に楽器って全然無いので、意識して取り入れたいと思います」などの声が多く寄せられました。
7月9日「サクセスフルエイジング~フレイル予防していますか~」
「フレイル」とは、“心と体の働きが弱くなった状態”のこと。人生100年時代を住み慣れた地域で自分らしく生活していくためには、「元気に自立して日常生活を送ることができる健康寿命」を伸ばすことが大切だそうです。
講師は、村田美由紀先生(共栄大学国際経営学部教授)です。高齢期の生活の実態と、フレイル予防について演習を交えながらご紹介いただきました。受講者の皆さまからは、「身近な内容で大変参考になりました」「これからの人生、健康寿命を伸ばすために運動、食事等参考にしていきたいと思います」などのご感想をいただきました。
秋にも公開講座を予定しています
令和4年度の共栄大学公開講座は、あと2回開催予定です。それぞれの講座の募集記事は、広報かつしかに掲載いたしますので、ご参加お待ちしております。
また、令和3年度に実施した「幼少年期の子どもにとって「遊び」とは?~たくさん体を動かして遊ぼう~」の記事も、ぜひご覧ください!
(文:卜部)