廣村正彰さんの講演を、ぜひ皆さんにも
令和3年11月20日、グラフィックデザイナーの廣村正彰さんをお招きし、かつしか区民大学特別講演会「意識に届くデザイン~サインデザインとピクトグラム~」を開催しました。実際に手がけられた作品の映像を交え、柔らかな口調で語られた約2時間の講演は、楽しくてあっという間でした。ぜひ多くの方にご覧いただきたいです。
YouTubeで期間限定配信!
大好評だった講演会の録画映像を、YouTubeで限定公開します(詳細はこちら)。会場で流したスライドを見やすく編集し、字幕もつけました。
3月15日までの期間限定です。
視聴を希望される方は、メール(301000@city.katsushika.lg.jp)の件名に「意識に届くデザイン動画希望」、本文に①住所、②氏名(フリガナ)、③電話番号、④年齢をご記入の上、お申し込みください。
申込期限は3月4日(金)まで!ご応募お待ちしております。
あっという間の2時間
東京2020スポーツピクトグラム開発チームにデザイナーとして携わられた廣村さん。それぞれのピクトグラムが完成するまでの過程をお聞きすることで、シンプルで伝わりやすいデザインを作り上げることの難しさがよくわかりました。完成形を見ただけでは、わからないものですね。
後半は、これまで手がけてこられたお仕事の数々が紹介され、そこにこめられた思いを伺いました。きっと皆さんも、一度は廣村さんのデザインを目にしているのではないでしょうか。身近なお店も登場するかも?
最後は質疑応答タイム。会場では次々に手が上がり、廣村さんは1つ1つの質問に、丁寧な答えを返してくださいました。
ユーモアを交えたわかりやすいお話、洗練された佇まい、落ち着いた声と温かなお人柄…参加された皆さんも、廣村さんにすっかり魅了された様子でした。
参加者の感想を一部ご紹介
・とてもフランクでウィットに富んでお話が面白かったです。“心に届く”が印象的でした。
・言葉や文化が違っても一目見て理解できるピクトグラム、サインは本当に重要で役立っていると思いました。
・聞き取りやすい。身近なテーマ。映像も分かりやすい。講師の話がとても上手!飽きさせない。心配りがされている。
・数々の実例のお話からどのように利用者やクライアントに受け入れられたかイメージができ、また「人の心」に届ける大切さに気付かされました。
・どういうことを苦労してデザインが作成されているのかよく分かった。デザインが人を和ませる実例をたくさん見せていただいた。
・お考えやエピソードだけでなく、いわれや歴史などいろいろな角度から伺えました。また、質疑応答の時間も有意義でした。
(文:金子)