インタビュー 私にとっての「学び」~生と性のおはなし講師#1~
「子育てに役立つ!生と性のおはなし」は年に3回、「子どもの自己肯定感を高める子育て」は年に1回実施しており、毎年参加者の皆さまから好評をいただいております。
今回は、本講座・講演会を協働、企画・運営していただいているNPO法人さんばはうす葛飾から、講師もお務めの、理事長 井出陽子先生、理事 塚本真弓先生のお二人にインタビューしました!
本記事では、井出陽子先生のインタビューをご紹介します☺
1 今のお仕事を選んだ理由、お仕事の内容
(井出先生)高校生の時テレビを見て助産師という職業を知りました。そこで、医師がいなくてもお産を取り上げられることや、女性の一生に寄り添う仕事という事に惹かれ、助産師を目指しました。
今は葛飾区のハローベビー教室やパパママ学級の他、2ヶ月児の会、こんにちは赤ちゃん訪問等、区からの委託を受けて仕事しています。その他に、亀有の「いで助産院」にて、乳房ケアや産後デイケア、児童館や子育てひろばなどでの各種子育て講座、区内や都内の小中学校、高校で命の授業・性教育、PTAや保護者向けの生と性のお話をやっています。
2 今年度の「おはなし講座」を終えての感想と、1月に開催される講演会への意気込み
(井出先生)今年でこの生と性のおはなしも12年目になりました。参加者の皆様に心より感謝申し上げます。いつも思うのは皆さん熱心で、お子さんの事をとてもよく考えてるという事です。感想で『感動した』というお声をいただくことも多いですが、逆に私の方が皆さんにいつも感動しています。
1月の講演会は毎年寒い時期ですが、心が暖かくなるお話をします。皆さんがお子さんを大事に思うのと同じで私にとっては参加してくださる皆さんを大事に思っています。ご参加お待ちしています。
3 「おはなし講座」「自己肯定感講演会」を行う時に工夫しているところ、苦労したところ
(井出先生)工夫しているのは、アットホームな雰囲気を心がけているところです。この場ではどんな意見を出しても良いしそれをジャッジする人はいません。同室に保育士さんもいますのでお子さんが泣いても騒いでも大丈夫。保護者の方が集中して話が聞けるような工夫をしています。
苦労したところは特にないですが、敢えて言うなら皆さんに満足していただけるように内容をギリギリまで調整するので寝不足になることです(笑)
4 今「学んでいること」(これから学びたいこと)は?また、先生にとっての「学び」とは?
(井出先生)私たちのような職業は、一生学んでブラッシュアップをしていかないといけません。なので、自己研鑽の為の研修はしょっちゅう受けています。私にとっての学びは、自分の為でもありますが、質の高いものを皆さんに提供するためだと思っています。
プライベートではテーマパークや演劇等が好きなのでよく行くのですが、そこでのプロのお仕事に触れて、プロとしてどうあるべきかを見て学ぶ事を心がけています。
5 読者の皆様に向けて、「学び」の視点でメッセージを!
(井出先生)どんな分野でも学んだことは消えない財産になります。知識が増えることで人生はより楽しくなりますし充実します。人との繋がりも増えます。学ぶ皆様を応援しています。
井出先生が講師の講演会を開催します!
今回インタビューをさせていただいた井出先生が講師を務める講演会「自己肯定感を高める子育て~我が子に教える命の教育~」を、令和7年1月26日(日)に開催いたします!子どもが、「命を大切」にし「自分自身を大切」にするようになる子育てについて、分かりやすく、そして心もあったかくなるお話しがいっぱいです。申し込み方法等の詳細は、下記の区HPをご確認ください!
次の記事では、塚本真弓先生のインタビューをご紹介します!インタビューにお答えくださった井出先生、そして最後まで記事をお読みいただいた皆様もありがとうございました。
(文:卜部)