初顔合わせとエチオピアコーヒー
区民運営委員は、ボランティアで講座の企画・運営を行っている組織です。前回に引き続き、2月に開催予定の講座「エチオピアの魅力を探る」を企画した委員の皆さんに、講座開催に向けて奮闘する様子を語っていただきます。
N委員の「想い」を講座として実現させるべく講師を探す中、区内で在日エチオピア人の支援や地域との交流活動をしている団体のことを知りました。
NPO法人 アデイアベバ・エチオピア協会という団体です。
そこで、講師をお願いするために、講座の企画案を持って、東四つ木にあるNPO法人の事務所で、理事長のアベベ・サレシラシェ・アマレさんと理事の滝朝子さんにお会いしました。
エチオピア人であるアベベさんと初めてお話して、驚きました。
アベベさんは流暢な日本語でお話され、
講座用のパソコン資料も日本語で作られていました。
事務所のホワイトボードには日本語でイベントの予定がギッシリ。
熱心に活動を行っていることがよくわかりました。
この講座にピッタリの講師に出会えた瞬間です。
実は、日本語での話し合いは難しいのではと先入観を持っていたのですが、そんな心配をしていたことを恥ずかしく思うとともに、アベベさんは日本語の習得に努力されたのだろうと感じました。
エチオピアには、お客様をもてなす時に行う「コーヒー・セレモニー」という伝統的な習慣があります。初顔合わせの後に淹れていただいた本場のエチオピアコーヒーは、とても美味しかったです♪
アベベさんのおもてなしの心を感じました。
(文:区民運営委員)