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「うんち」について科学的に真剣に考えてみる

2022年6月18日(土)、東京聖栄大学と共催で、座学講座「医師による便秘症講座」を開催しました。その様子をご紹介します。

1「うんち」について科学的に真剣に考えてみる

2010年以降、それまで停滞していた慢性便秘の薬物療法に大きな進歩があったとのこと。一方、薬物療法の前提となる治療の基本として、生活習慣の改善は依然として重要だそうです。"「うんち」について科学的に真剣に考えてみる"と題した本講座を、35名の方が受講されました。

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講師は、医学博士であり、医師の正田良介先生(東京聖栄大学健康栄養学部管理栄養学科教授)です。"栄養のことを学ぶ大学"で教える消化器専門医として、日常の食事などの生活習慣を一緒に見直し、薬物治療が必要な際にも、より生理的に排便ができるよう考える講義をしてくださいました。

正田先生のユーモアあふれる語り口に、会場はとても和やかな雰囲気。専門的なことも、わかりやすくかみ砕いて説明してくださり、大変充実した2時間となりました。受講者アンケートでは「最高の企画でした」「とても勉強になりました」「とても聴きやすかった」などの声が多く寄せられました。

また、配布資料は非常に情報量が多く、特に後半部分は、正田先生が若手医師や看護師のために作った医学的な内容となっていました。先生いわく「医師からの説明を聞く際などの辞書がわりに使ってもらえれば」とのこと。受講者の皆様にとって、これからも手元に置いて活用できる心強い相棒になりそうですね。

講義終了後は、質疑応答の時間をたっぷりと取ってくださいました。受講者の皆様が次々に挙手され、先生は1つ1つの質問に対して丁寧に答えていらっしゃいました。その後、個別質問にも応じてくださった正田先生、本当にありがとうございました。

当日の様子は、東京聖栄大学のホームページでもご覧いただけます。

2 感染症対策もしっかりと

今回の会場は、東京聖栄大学の「講堂」です。受講者同士のソーシャルディスタンスを確保できる広い会場で、窓を開けてサーキュレーターを回し、しっかりと換気しながら実施しました。

また、受講者の皆様には受付での検温・マスク着用・手指消毒にご協力いただきました。

3 会場までの道のりもスムーズ

公開講座は、普段は一般の方が入ることのない大学の教室で実施されます。そのため、会場までスムーズに辿り着けるよう、きめ細やかな配慮がなされていました。

4階でエレベーターを降りると、すぐ目に入るように案内表示が配置されていました。迷いそうなポイントには、必ず案内があるので安心して進むことができます。入念な準備で受講者を迎えてくださったスタッフの皆様、ありがとうございました!

4 秋・冬にも公開講座を予定しています

令和4年度の東京聖栄大学公開講座は、あと2回開催予定です。それぞれの講座の募集記事は、広報かつしかに掲載いたしますので、楽しみにお待ちください。

また、令和3年度に実施したデモンストレーション座学講座「魚の上手なさばき方を教えます」の記事も、ぜひご覧ください。

(文:金子)

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