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インタビュー 私にとっての「学び」~生と性のおはなし講師#2~

「子育てに役立つ!生と性のおはなし」は年に3回、「子どもの自己肯定感を高める子育て」は年に1回実施しており、毎年参加者の皆さまから好評をいただいております。

今回は、本講座・講演会を協働、企画・運営していただいているNPO法人さんばはうす葛飾から、講師もお務めの、理事長 井出陽子いでようこ先生、理事 塚本真弓つかもとまゆみ先生のお二人にインタビューしました!

前回に引き続き、本記事では塚本真弓先生のインタビューをご紹介します😊
前回の記事をまだご覧になっていない方は、こちら👇からどうぞ!


1 今のお仕事を選んだ理由、お仕事の内容

(塚本先生)大学生になるまで『助産師』という仕事があることも知りませんでした。初めての母性の授業で出産のビデオを見て、「赤ちゃんってすごい!」と感動したのが、この仕事を選んだきっかけです。か弱い存在としての認識しかなかった赤ちゃんの『生きる力』のすごさに圧倒されました。全員この力を持っているんだと伝えたい!と思ったのを覚えています。

2 今年度の「おはなし講座」を終えての感想

(塚本先生)今年もたくさんの方にお越しいただきありがとうございました。とても嬉しかったです。講座でいつも思うのは、ママやパパのお子さんを大切に想う気持ちの深さです。そのお気持ちが素敵だなって思いながら、皆さんのお話なども聞いています。講座の中で、質問をしてくださったり、テーマについて話し合ったりしますが、私にとって皆さんの発言のどれもがとても勉強になるもので、毎回私自身の学びも深められていく気がしています。皆様に感謝です。

3 「おはなし講座」を行う時に工夫しているところ、苦労したところ

(塚本先生)「THE講座」とならないよう、なるべく参加型で「私ならこんなときどうしようか?」と考えるきっかけになればと思い、内容を考えたりしています。性については絶対の正解はないので、この講座でご自身の価値観や意識を改めて考えたり、発見できる機会になればいいなと思っています。その上で、子どもに何をどう伝えたいかを考えるきっかけにしていただけたら幸いです。私自身も、子どもとのやり取りなどから多く学べたことがあったので、そんなエピソードトークも入れたりしてより身近な内容として感じていただけるように工夫しています。

4 今「学んでいること」(これから学びたいこと)は?また、先生にとっての「学び」とは?

(塚本先生)去年、思春期保健相談士という資格を取り、思春期の子どもたちを取り巻く様々な状況を勉強しました。思春期だからこその悩み、この時代だからこその悩み・問題があり、とても深く複合的な考えが必要だなと感じました。今後、思春期向けの性教育に関してももっと学びを深めていきたいなと思います。
「学び」とは、学校の勉強だけが学びではないと思っています。人は人によって磨かれるとも言います。人間関係の中での学びもあるし、遊びの中にも学びはあるし、興味・関心・好奇心のあることはすべて学びになると思います。「助産師になりたい」とスイッチが入ってから、机に向かうとすぐ眠ってしまう私が自ら産科の勉強を一生懸命やっていた記憶があります。「好き」が見つかると、勝手に学ぶモードに入るものなんだなぁと思います。

5 読者の皆様に向けて、「学び」の視点でメッセージを!

(塚本先生)どんなことでも、興味がわいたことを学んでいくのは意味のあることだと思います。ご自身の「好き」を大事にして学べるといいですね!

終わりに

インタビューにお答えくださった塚本先生、ありがとうございました!
お二人のインタビューはいかがでしたでしょうか。私も、お二人のように仕事のことでも、自分の好きなことでも、何か新しいことを学んでみたい!と思いました。今回のお二人へのインタビューが、みなさんの学ぶきっかけにもなったらいいなと思います!最後までお読みいただきありがとうございました!😊

(文:卜部)